問題は、そこにはないんです

みつおさん

2015年04月23日 13:59

中津市の西郷どんことナチュラル整骨院院長の大霜光生です。


本日中津是則いい天気ですね~

温かくなってきました、でもまだ夜は寒いですね

風邪もひかれる方も多いですし、身体が冷えてあちこち痛みも出ますので、まだまだ温かくしてお休みください


さて、本日も施術のことです

やっぱり、なんだかんだ言って、肩が凝るな~、腰が痛いな~等々なかなか卒業できませんね~

卒業シーズン終わったけど、痛み、凝りは時間がたっても留年だったりして

「肩凝るから、そこ叩いたりしてるけど」「くびのストレッチ、毎日やっているんだけど」

なかなか、しつこいですね

何故?

前回も関連したお話でしたが、問題はそこにはないからです

つまり・・・肩が凝っても、原因は肩ではない、腰が痛くても、原因は腰ではない事が多いです

勿論そこが原因の場合もありますが、そんな場合はすぐ回復します


考えてみてください

もし・・・痛いところとは違うところに原因や関連性があった場合、痛いところばっかりをたたいたり伸ばしたりしても、結果はいかがでしょう?

どういうことがお話しますね

たとえば首(頚)、試しに起立して首を曲げたり振り向いたりしてみましょう

首だけ動いでいる人は、いません

首を動かすと、その下の背骨、肩甲骨(上を向くと方が挙がりますね)、そしてバランスをとるため身体全体が後ろに反った形になるので、おなかを突き出して、かかとに体重が乗り気味になる

微妙な動きですが、ちゃんと動いています、なんとなく動き、感じられますか?


ちょっと歩いてみましょう。


歩く時も、ゼンマイ君じゃないから、右足が前に出ると、左肩が前に出ませんか?

このような身体全体の動きの関連性のことを、運動連鎖といいます

鎖がねじれるときに、一個一個の鎖のつなぎ目が均等にねじれますね、このように、一つのところが動くとき、鎖のようにほかのところも連投して動いているということです。なんとなくイメージつかめますか?


ですから、例えば腰が悲鳴を上げていても、腰が一時的には悪いんですが、たとえそこを治したとしても・・・

身体のどこか(首、脚、背骨、肩甲骨等)の動きが悪い場合、結果的にそのしわ寄せが腰に戻ってきます


当院では、まず、どこが悪くても、身体の中心からまず調整します(前回参照)

で、痛い所は一番最後に触ったりします

この先生わかってんの?と思うかもしれませんが(ちゃんと説明しますよ)

痛いところ以外、本当の原因にアプローチできた場合、痛いところを触らなくても、痛みは取れることもあります

また、身体全体の調節をしてるしていないとでは、治療の効果の持続も違います


なので・・・当院はお一人お一人に30分から60分お時間をいただいて、しっかり痛いところだけでなく、身体全体を調節させていただきます

整骨院なのに??とお感じになるかもしれませんが、しっかりチェック、メンテナンスするにはお時間がかかります

お値段がかかるのもそのためです

これは自分のお身体への投資をお考えいただいています


やっぱり、何事にも、表面に現れた現象だけでなく、原因を見て行かないといけませんね

そうするとあたふたしなくなりますから、と自分に言い聞かせている今日この頃です









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